Ene-Swallowとは?
エネルギーの課題解決は、現場のデータを正確に取得することから始まります。Ene-Swallowは、東京科学大学大岡山キャンパスで10年以上にわたり実運用されてきた、インテリジェントエネルギーシステムです。エネルギーデータの取得・蓄積から、特徴量の抽出、予測・制御・最適化・AI解析まで。研究と実装の現場で磨き上げてきた技術を一気通貫で提供できることが、Ene-Swallowの強みです。
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ビルなどの需要家の多様な種類のエネルギーデータを、1秒〜1分単位でリアルタイムかつ低コストに取得・蓄積する技術とノウハウを有しています。大岡山キャンパスでは現在、約14,000ポイント/秒or分のエネルギーデータを収集しており、10年以上にわたるエネルギービッグデータをクラウドデータベースに蓄積しています。通信規格の異なる多様な機器からのデータを統合できるため、需要家の既存設備を生かしたデータ取得が可能です。

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取得した多様なエネルギーデータから、電力需要予測などに有用な特徴量(空調のOn/Offなど)を抽出する技術を有しています。機器のOn/Offデータを数値化する独自の「グループ・エンコード法」により、追加のセンサーを設置することなく、低コストで世界トップレベルの予測精度を実現しました(国際学術誌Applied Energy掲載)。

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電力需要や太陽光発電量の高精度予測、分散電源の統合制御、数理最適化によるエネルギーシステムの最適設計・運用、生成AIによる対話型分析など、エネルギーデータを価値に変える多様な技術の開発実績を有しています。これらの成果は、査読付き国際学術誌での論文発表や特許出願を通じて公表・権利化されています。

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東京科学大学大岡山キャンパスには、太陽電池、水素燃料電池、蓄電池などの多様な分散電源と、稼働中のEne-Swallowシステムが既に存在します。この実証環境で実世界での継続的な検証・改善を行えることに加え、大学の研究リソースと知見を活用した新技術の研究開発が可能であり、スピード感を持った社会実装を実現します。
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Ene-Swallowは、伊原研究室で開発および別途事業化(CASB power Inc.(設立準備中))を目指すカーボン空気二次電池(CASB:Carbon/Air Secondary Battery)の高度制御OSとしての機能も期待されています。CASBは、安全でコンパクト、低コスト、希少金属を使用しないという特長を持つ次世代蓄電池です。Ene-Swallowは、CASBをはじめとする蓄電・発電・需要設備の状態を把握し、予測、各デバイスの特徴を考慮した最適化、制御、市場取引までを統合するエネルギーOSとして、それぞれの設備の性能と経済価値を最大限に引き出します。
